外壁塗装で後悔しない色の選び方

 
 

外壁の色選びで失敗しないためには

家のメンテナンスを行うことはとても大事

 
                 チョーキング


家のメンテナンスをすることで、家の劣化を防ぐことができるからです。 いろいろな部分で家を守ることができますが、その中で外壁もあります。 外壁が劣化して悪くなってくれば、家の雨漏りの原因になることもありますし、家のデザイン性も悪くなってきてしまいます。 そのため、家のデザインなどを守るためにも外壁の塗装は大事になります。 外壁の塗装の際に色選びがありますが、これにも失敗しないようにすべきです。 この点について紹介していきます。

■外壁色選び注意点
・白色と黒色
外壁塗装の色選びは洋服を選ぶときのように好きな色を選ぶとだけというわけにはいきません。 外壁塗装をした後は10年ほどはその色のままなので、色選びは非常に重要になります。 外壁の色では、白や黒という外壁の色も多いです。 白や黒はシンプルな色であるので、どのような家でも基本的に似合うことのできる色であり、綺麗に見えやすい色です。 しかし、白や黒はその反面汚れが目立ちやすい特徴もあるため、外壁の色としてはあまり向いていない色と言えます。 一般住宅であれば、外壁は経年劣化と共に確実に汚れがついてしまうため、汚れが目立ちにくい色を利用するのが良いです。 最近では、ガルバリウム鋼板などの窯業系サイティングボードがあり、これらを利用している家も多いと思いますが、キズや少しの汚れが目立ちやすい特徴もあるので、この点を知っておく必要があります。

・赤色や青色など 家の外壁ではカラフルな色として青色や赤色などの原色を利用している人もいます。 原色系の色に関しては、カラフルな色合いのため、独特な色を表現して個性を表すこともできる色です。 しかし、原色系の色は経年劣化で色が薄くなっていくことを知っておく必要があります。 色が薄れていくと、最初は綺麗に目立っていた外壁も古びた感じの家として見られやすくなります。 色は年数が過ぎていくと古くなっていき、塗装の色も剥げてくるのですが、原色系である赤色や青色はその傾向が顕著に現れてきます。

・周りの家にも注意する 自分の好きな色を用いて外壁の塗装を行うことができますが、周りの家がクリーム系や暖色系である中、自分の家だけ青色であるならば、景観が損なわれてしまうこともあります。 家が密集している地域であれば、家の外壁の塗装に関して文句を言ってくる人もいるかもしれません。 そのような場合は、自分のしたい色は目立たない部分だけにしておいて、他の家と同じような色使いをしておいた方が、後のトラブルを回避することができます。

■色選びはどのように行うか
外壁の色選びは、家の特徴が出てくるため慎重に選ぶ必要があります。 家の色を選ぶことが難しいと感じているならば、まずは周りの家がどのような色使いをしているのか見ていくことができます。 いろいろな家の外壁の色を見ていくならば、自分が家に塗装をする際にどのような色が似合うのかイメージしやすくなります。 天気によって家の色の特徴も違いが出てくるので、いろいろな天気の際に家を見ていくことができます。 朝や夜などの時間帯によっても変わってくるので、時間帯を変えながら色を見ていくことができます。 また、一部の業者ではありますが、家の壁に試験塗りをしてくれるところもあります。 実際に自分の家の壁に色を塗って、どのような色合いになるのか分かることができます。 試し塗りをしてもらうことができるのであれば、自分の家の色をかなりイメージしやすくなるので、色選びの失敗を防ぐこともできます。 試し塗りをしてもらうためには、先に業者にお願いしておくことが大事になります。 全ての業者ではないので、その点を確認しておくことが大事です。 もし、試し塗りができなくても、色選びの際に色見本を見ることもできます。 カラーサンプルを見ながら、どの色が似合うか考えることができる方法です。 この方法であれば、色のイメージが湧きやすくなるというメリットもありますが、面積効果を頭に入れて考える必要があります。 それは、濃く見えた色が実際に外壁に塗ってみると薄く見えてしまうということです。 色は大きな面積になると色が薄く見えてしまったり、鮮やかに見えてしまうなど、面積によって色の濃さが変わってきます。 そのため、色見本で色を決める際は、イメージする色より彩度と明度を下げて、色合いも馴染みの良い控えめな色合いを選ぶなど、注意しながら見ていく必要があります。 色見本を見る際は、業者に実際にはどのような色の濃さになるのか確認して見ていくと良いと思います。

■まとめ
外壁の色選びは簡単そうに見えて、考えなければならないことがいくつもあります。 外壁塗装は劣化してくると色合いも落ちてきてしまうので、その点はしょうがない部分もありますが、色ぬりの準備段階で確認しておくことはしておく方が賢明です。 色選びで失敗しないために参考にしてください。